スパーリングはコーチに見てもらい、練習したコンビネーションの完成度を確認する

試合を想定した練習

ボクシングでは、パンチを単発で終わらずに、2つ、3つとつなぐことが基本です。シャドーボクシングやサンドバッグなどで練習したコンビネーションをより実践に近い形で試してみて、際で使えるまでに完成度を高めることもスパーリングの目的の一つです。

スパーリングを行う際には、必ずコーチに見てもらって、練習したコンビネーションがしっかりとできているかなど、良い点と悪い点を指摘してもらい、悪かった点は覚えておいて、ミット打ちで改善すると良いでしょう。

それまで普通にできていた、攻撃と防御を組み合わせた動きやコンビネーションが、スパーリングになるとできないというケースは少なくありません。シャドーボクシングやサンドバッグなどは自分のペースで行なうことができますが、スパーリングは、練習したパンチおよびディフェンスを実践でも使いこなせるようにする訓練でもあります。

そのため、漫然と行うのではなく1ラウンド毎に課題を持って臨むことが大切です。相手と向き合って試合形式で行うものの、あくまでも練習であって勝ち負けではないことを忘れないようにしましょう。

また、ラウンド数を多く行うことが必ずしも技術の向上につながるとは限らないので、疲労が極端に大きかったり、ダメージが大きいときには無理をする必要はありません。自分では的確に判断しにくいため、コーチの指示に従いましょう。

普段の練習では、色々なタイプの選手とグローブを交えて練習を積むことが大切ですが、試合が決まったら、実際の対戦相手に似たタイプの選手をスパーリングパートナーに選ぶとよいでしょう。

試合での違和感を少しでも減らすために、オーソドックス(右構え)かサウスポーか、どんどん前に出てくるためぷか、ステップワークを巧く使うタイプかなど、できるだけ相手に近いパートナーを探して、試合を仮想したスパーリングを行います。

ただし、どんなパートナーを選んだ場合も、相手に合わせるのではなく、自分の長所や練習しているところを伸ばすことを最大限に考えなければなりません。そうすることで、試合の際に、能力をフルに発揮することが可能になるのです。

 
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