トレーニングが実になるかどうかのカギは普段の食事における栄養管理

勝利を手にするまで我慢の日々

ボクシングに限らずスポーツの世界では、基本的に、過酷な練習をしても食欲が落ちない胃腸の丈夫な選手は強いです。プロスポーツでは食事は、練習と同じくらい大切です。

ただし食欲を満たせば何を食べても良いというわけではなく、その内容が大きく問われます。今日、何を食べたかでその日のトレーニングがどれだけ実になるかが決まるといっても過言ではありません。

朝は眠いから朝食を抜いて、昼食は菓子パンとジュースだけ、夕食は腹いっぱい食べたいから牛丼の特盛…といった食事内容では、練習効果が上がらないばかりが、普段の練習も満足にこなせないでしょう。

体のためになるものを食べるように日頃から心がけていれば、毎日の練習、集中力も必ず違ってきます。トレーニング効果を挙げるためには、普段の食事で以下の栄養素をバランスよく摂取する必要があります。

糖質…脳にとって大切な栄養素。ボクシングでは原料が重要なため、糖質を必要以上に削る人がいますが、集中力と棋力を減退させて逆効果です。

脂質…長時間に渡って体を動かすときのエネルギー源となります。ただし、大半は体脂肪として蓄えられているので、摂り過ぎると減量時にきつくなります。

タンパク質…ボクサーにとって不可欠な筋肉と血液の材料となります。筋肉はパワーの源、血液は体中に産を運搬する役割を担うもので、いわゆるスタミナアップに必要です。タンパク質が不足すると、トレーニングをしても筋肉がつきにくくなり、走りこんでもスタミナがつきにくくなります。

ミネラル…多種あるミネラルのなかでも特に、鉄分とカルシウムは重点的に摂取する必要があります。鉄分は血液(スタミナ)のもとになり、カルシウムは丈夫な骨元になり、拳の骨折の予防にもなります。また精神を落ち着かせる作用もあります。

ビタミン…疲労回復を早め、集中力をアップさせます。糖質や資質などのエネルギー源の燃焼を促す働きもあります。また、ミネラルと共に神経の伝達に関わり、瞬時の判断・動き、反射神経を高めます。

 
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